サメに片腕を奪われた13歳の天才サーファー、ベサニー・ハミルトン。
奇跡的に一命をとりとめた彼女は、周囲の予想を裏切り、事故後わずか1ヶ月でサーフィンを再開。プロとしての夢をあきらめかけるも、再びサーフィンの頂点を目指す彼女と、無償の愛で彼女を支える家族の絆の物語は、今を生きる私たちに、あきらめない事の大切さを教えてくれる。全世界に勇気を与えたベサニー・ハミルトンの心揺さぶる感動の実話を完全映画化!
運命の朝は、なんの前触れもなくやってきた。2003年10月31日、ハワイに暮らす13歳の少女ベサニー・ハミルトンはサーフィンの練習中にサメに襲われ、肩の下から左腕を奪われるという事故に遭う。一命をとりとめた入院中も涙を見せず、家族の支援のもと、退院後許可が下りるとすぐに海に戻ってサーフィンを再開したベサニーだったが、復帰して最初の競技大会で思うような結果が出せず、疑念に襲われ、一度はサーフィンそのものをあきらめかけてしまう。彼女が本当に悲劇を乗り越えるには、元の自分に近づく努力を積むだけでなく、ある心の変化を必要としていた。そして、思いがけないところからそのきっかけは訪れた……。
これはハワイの海と家族、友人、そして何よりもサーフィンを愛する13歳の少女が大きな悲劇を乗り越え、成長し、大勢の人々を勇気づける存在になっていく感動的な実話の映画化である。