横暴な娘ヒリーに痛烈な皮肉で反撃する母、ミセス・ウォルターズをユーモラスに演じるシシー・スペイセクは、40年に渡って映画界で最も尊敬される女優の一人だ。テレンス・マリック監督の伝説的作品『地獄の逃避行』('73)で注目され、モダン・ホラーの名作『キャリー』(76)では当時26歳にして女子高生を演じ、強烈なインパクトを観客に与えた。『歌え!ロレッタ愛のために』(80)でアカデミー賞主演女優賞、ロバート・アルトマン監督の『三人の女』(77)でニューヨーク批評家協会賞助演女優賞を受賞しているほか、アカデミー賞ノミネート5回、ゴールデン・グローブ賞受賞3回など、数々の受賞歴がある。その他の主な作品に『ミッシング』(82)、『ザ・リバー』(84)、『JFK』(91)、『白い刻印』(97)、『ストレイト・ストーリー』(99)、『イン・ザ・ベッドルーム』(01)、『スタンドアップ』(05)などがある。
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