本作の真の主人公とも言えるエイビリーン。複雑な想いや心の傷を内に秘めた難しい役を静かな存在感で演じるヴィオラ・デイヴィスは、幅広い役柄を演じてきた演技派だ。『ダウト〜あるカトリック学校で〜』(08)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビューのベスト・ブレークスルー・パフォーマンス(女性)に選出された。ブロードウェイの舞台では『King Hedley II』(01・助演)と『Fences』(10・主演)で二度のトニー賞に輝く。その他、出演作品は『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(11)、『食べて、祈って、恋をして』(10)、『ナイト&デイ』(10)、『消されたヘッドライン』(09)、『最後の初恋』(08)、『ディスタービア』(07)、『シリアナ』(05)、『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』(02・インディペンデント・スピリット賞にノミネート)、『エデンより彼方に』(02)、『トラフィック』(00)など多数。
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