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◆◆◆プレスリリース◆◆◆

高畑勲・宮崎駿コンビにとって、今なお一番大切な作品

三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品

『パンダコパンダ』

2008年7月2日(水)
セルDVD4,700円(4,935円/税込み)で発売!


 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、世界の優れたアニメーションをお届けする≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫作品より、『パンダコパンダ』のセル用DVDを4,935円(税込)/4,700円(税抜)で、2008年7月2日(水)に発売することを決定いたしました。


高畑勲・宮崎駿コンビが“子供たちに贈る”永遠の名作
 「漫画映画」と呼ばれた劇場用長編アニメーションがかつての魅力を失い始め、アニメーションといえば、濫造されていく「テレビアニメ」が主流となりはじめた1970年代の初め、この作品は誕生しました。
 自らが携わるアニメーションの世界で、本当に子供に見せるべき良質な作品がなくなっていくことに危機感を抱いていた3人――高畑勲・宮崎駿・小田部羊一、いずれも当時小さな子供の父親でもあった彼らが中心になって企画したのが、この『パンダコパンダ』です。

日本一つよい女の子
 当初、3人が立てていた企画はスウェーデンの女流作家リンドグレーンの代表作「長くつ下のピッピ」のアニメーション化でした。最終的にリンドグレーンからの許諾は得られず、「ピッピ」のアニメーション化は叶いませんでしたが、その後に取り組んだ『パンダコパンダ』には、「ピッピ」の影響が色濃く感じられます。『パンダコパンダ』の主人公ミミちゃんは、おばあちゃんの留守をひとりで守りながら、元気に暮らしています。竹やぶのあるステキなお家に住み、お料理もお洗濯も上手に出来るミミちゃん。そんなミミちゃんのもとに、ある日、パンダの子パンちゃんと、お父さんのパパンダがお客さんとしてやってきます。
 天真爛漫なミミちゃんと、それを見守るパパンダや近所の人たち。とっても能天気に見える彼らの生活には、しなやかで力強い、子ども本来の力が溢れています。だから誰が見ても、制作されてから30年以上たった現在でも、見る人を思わずほっとさせるのかも知れません。
 若き日の高畑勲や宮崎駿が抱いた「子供たちのために」という願いは、その後の作品にも受け継がれています。

三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー最新作として
 今回、『パンダコパンダ』が三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーの作品として劇場公開されたことから、一度≪ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル≫としてリリースされた本作を≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫として、新たに紹介することとなりました。DVDのパッケージには、宮崎駿自身が映画の制作時に描いた、キャラクターの魅力があふれるイメージボードをジャケットに採用。
また、映像特典には、2008年2月よりジブリ美術館にて開催された「パンダコパンダ展」の映像を中心に収録した「パンダコパンダ展〜宮崎駿イメージボードの力〜」が新たな映像として加わり、ファン必携のアイテムとなっています。

 『パンダコパンダ』は、観る人を飽きさせない深みのあるストーリー、人間味豊かで親近感のあるキャラクター造形など、数々の名作を発表しつづける高畑・宮崎監督の原点となった作品です。宮崎駿4年ぶりの新作として『崖の上のポニョ』が公開される今年の夏、是非『パンダコパンダ』をご覧ください。



◆STORY&CREDIT◆

『パンダコパンダ』 (約33分)
 ミミ子は、竹林の中にあるお家でひとりで暮らしています。法事のために遠くに出かけてしまったおばあちゃんの留守をしっかり守っているのです。そんなミミ子のもとに、小さなパンダの子パンちゃんとそのお父さんパパンダがやってきます。ひとりでもへっちゃらなミミ子だけど、優しいお父さんとかわいい子どもがいたらもっとステキでしょう!3人は一緒に暮らし始めるのでした。しかし、ある日動物園の園長さんが、パパンダ親子を探しにやってきてしまいます。

■ミミ子             杉山佳寿子
■パパンダ           熊倉一雄
■パンちゃん          太田淑子
■おまわりさん         山田康雄
■おばあちゃん        瀬能礼子

原案・脚本・画面設定:    宮崎駿
演出:              高畑勲
音楽:              佐藤允彦
主題歌:             「ミミちゃんとパンダコパンダ」
                  作詞:真田巌 作曲・編曲:佐藤允彦 歌:水森亜土
作画監督:           大塚康生/小田部羊一
美術監督:           福田尚郎
撮影監督:           清水達正


『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』 (約38分)
 ミミ子は、パパンダとパンちゃんと平和に暮らしています。泥棒がやってきたり、トラの子が迷い込んできたりするけれど、みんなステキなお客さま。町にサーカスがやってきたある日、夜から雨が降り出し、やがて洪水となって、町は水の中に沈んでしまいます。ミミ子たちは、大喜びで屋根に登ってピクニックや釣りを楽しんでいたのですが、サーカスの動物たちが水の中に取り残されていることが分かります。ミミ子たちは、ベッドの船を浮かべて救出に向かいます。

■ミミ子             杉山佳寿子
■パパンダ           熊倉一雄
■パンちゃん          丸山裕子
■トラちゃん           太田淑子
■サーカス団員         山田康雄
■サーカス団長        和田文夫
■おまわりさん         安原義人

脚本・美術設定・画面構成: 宮崎駿
演出:              高畑勲
音楽:              佐藤允彦
主題歌:             「ミミちゃんとパンダコパンダ」
                  作詞:真田巌 作曲・編曲:佐藤允彦 歌:水森亜土
作画監督:           大塚康生/小田部羊一
美術監督:           小林七郎
撮影監督:           清水達正



◆CHARACTER◆

ミミ子:             しっかりもので元気いっぱいな女の子。うれしい時は得意の逆立ち!
パパンダ:           おおらかで、いざという時頼りになるお父さんパンダ。竹が大好き。
パンちゃん:          わんぱくだけど甘えん坊なパンダの子。好奇心旺盛で、時には失敗も!?
トラちゃん:           サーカスから抜け出してきたトラの子。ミミ子たちとはすぐに仲良しに。



◆PRODUCTION NOTE◆

◆「ヒロインミミ子はピッピから生まれた」◆
 スウェーデンの女流作家リンドグレーンの代表作「長くつ下のピッピ」。この作品をアニメーション化しようと、当時の高畑勲・宮崎駿・小田部羊一の3人は準備をしていました。なかでも宮崎は、スウェーデンのゴトランド島まで、交渉を兼ねた初の海外取材旅行にと、原作者が住む地へロケハンに出かけました。(後に宮崎は、「魔女の宅急便」をアニメーション化する際に、この島を舞台に選んでいます)。しかし、この企画は、最終的に原作者の許諾が得られず、断念することとなってしまいました。その後、3人が取り組んだのが、「パンダコパンダ」なのです。ヒロインのミミ子の髪の毛が三つ編みで逆立っている容貌や、両親がいない設定、そして何よりも天真爛漫な主人公像に明らかにピッピの姿が重なります。


◆「パパンダはトトロの元祖!?」◆
 大きな身体で悠然と構えていて、いざとなったら頼もしい。いつも優しくミミ子たちを見守っている。時には大きな口で相手を威嚇したり、真っ白な歯を見せてニッと笑う。そんなパパンダは、「となりのトトロ」に登場したトトロの元祖といっても過言ではありません。そういえば、パンちゃんもミミ子もパパンダのお腹にしっかとしがみついてます。トトロにしがみついたサツキとメイのように。


◆「パンダコパンダ 雨ふりサーカス」と「3びきのくま」の関係◆
 世界中の子供たちに親しまれている絵本、「3びきのくま」。高畑や宮崎は若き日、この絵本のアニメーション化を検討していました。しかし結局は、絵本のおもしろさを超えられないということで断念したという逸話が残っています。ただそのエッセンスは、「雨ふりサーカス」の冒頭に生かされました。無人のミミ子の家に侵入したサーカスの大人たち、そして、トラちゃんによって部屋を荒らされたパンちゃんの様子は、そのまま「3びきのくま」の女の子であり、熊の子ミシュートカくんなのです。絵本を読んでから映画を見ると、また新たな発見があるかもしれません。


◆「随所に観られる、後の作品をほうふつさせるシーン」◆
 パパンダの造形がトトロに似ているという点だけでなく、本編を見ていると随所に後の宮崎作品をほうふつとさせるシーンが登場します。パンちゃんとパパンダと一緒に自転車に乗っているシーンは、トトロの草壁一家を、洗濯物を干すシーンはハウルのお花畑での生活シーンを思い起こさせます。動物が乗った機関車を追いかける大人たちの車がボロボロになっていく過程はハウルの動く城が崩壊していくシーンの原型でしょうか。こうした宮崎駿ならではの表現方法は、若い頃すでに確立していたということも言えるのではないでしょうか。



◆商品データ◆
※商品の仕様については、変更になる場合がございます。

『パンダコパンダ』

【発売日】    2008年7月2日(水)
【発売元】    ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
          1972年、1973年制作/日本/本編約72分

<DVD/セル用>
【価格】     4,935円(税込み) 4,700円(税抜き)
【商品仕様】  片面2層/2枚組(アマレー)/ピクチャーディスク/MPEG2/
         NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン
          [画面サイズ]  4:3 スタンダード
          [音声]      ドルビーデジタル
                    日本語(オリジナル)/日本語(ステレオ)/英語
          [字幕]      日本語/英語

【収録内容】  2話収録
         『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』

【映像特典】 ※映像特典の内容が変更になる場合がございます。
        ●高畑勲・宮崎駿対談 in 1994
        ●高畑勲インタビュー
         “ミミちゃんからハイジへ パパンダからトトロへ −高畑勲・宮崎駿の出発点−”
        ●劇場予告編集(3種)
        ●絵コンテ(本編とリンクして、絵コンテをマルチアングルで収録)
        ●「パンダコパンダ展〜宮崎駿イメージボードの力〜」

※ブルーレイディスクソフトの発売はありません。

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