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◆◆◆プレスリリース◆◆◆

平成18年度(第10回) 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞受賞
第11回 広島国際アニメーションフェスティバル 観客賞/国際審査員特別賞受賞

≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫
『春のめざめ』DVD
−2007年7月18日(水)早くもDVD新登場!!−


 ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントは、≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫作品として『春のめざめ』のセル用DVDを3,990円(税込み)/3,800円(税抜き)で、2007年7月18日(水)に発売することを決定いたしました。

 三鷹の森ジブリ美術館は、宮崎駿の世界を実現するのみならず、開館以来、企画展示や講演会などのイベントで、アニメーション作品とその作り手である作家やスタジオを紹介することを活動の一つにしてきました。しかし、世界には多くの人がまだ目にしていない良質なアニメーション作品が沢山あります。高畑監督や宮崎監督が若き日に影響を受けた作品、日本では知られていないが、世界で高い評価を受けている作品など、そういった新旧問わず面白い作品をより多くの人に届けるべく、アニメーション映画の配給・DVD発売を行う事業を開始し、≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫というブランドを設立しました。
 その記念すべき劇場公開第1弾作品として選ばれたのが、「老人と海」でアカデミー賞の短編アニメーション部門賞に輝いたアレクサンドル・ペトロフ監督の最新作『春のめざめ』です。


恋をする。

16才の少年アントンが好きになった相手は
同じ年頃の少女パーシャと、
そして、もうひとり・・・25才のセラフィーマ。

アカデミー賞受賞監督アレクサンドル・ペトロフが
ロシアの文豪ツルゲーネフに捧げる、
甘くて残酷な思春期の物語。



油絵が動く! 〜淡く甘い筆致で描かれた二人の女性がリアルに動く〜
 淡い色彩で移ろいゆく瞬間をキャンバスに描きとめたような、といわれる印象派絵画。そんな美術館で鑑賞するような油彩画が、スクリーン上で感情豊かに動き出します。作品を見た誰もが、まずはその美しさと濃密な色彩に圧倒されることでしょう。
 主人公アントンが恋をする二人の女性、パーシャとセラフィーマはまるでルノアールの絵画から抜け出してきたように甘く、淡い色調で描かれています。青を基調とする風景のいくつかはモネの風景画を彷彿とさせ、一幅の絵としても十分に鑑賞に耐えうるこれらの絵が、しかもリアルに動くのです。
 この技法は、ガラス絵手法と呼ばれ、透明のアクリル板に油絵具で直接絵を描き、変化する部分を消したり付け足したりして、動く映像を完成させていくというもの。アニメーションにも様々な方法や表現がある中で、膨大な時間と手間のかかるのがこの技法。 いわゆるセルアニメーションとはまったく異なったこの表現方法が、作品に見応えのある迫力をもたらしています。
 そして、この動きこそが思春期の少年のめくるめく心象風景を鮮やかに表現しています。妄想は風景となり、風景は愛しい人へと続いていく。恋をした人にしか見えないそんな景色が美しい油絵で綴られます。

思春期の少年が夢想する“聖”と“俗”の世界を描いた文学的作品
 思春期の少年は女の子のことで頭がいっぱい。理想の女性を想像し、勝手な恋愛模様を夢想する。当然、性的なものにも興味を持ち、大人の世界を盗み見るようになる。しかし一方で、純粋な心を失わず自らの尺度をもって理想とし、大人たちの不条理な言動に激しく反抗する。大人の世界をいい加減で、汚らしいものと決めつけ、自らの理想のままに一途になって突っ走る―主人公の少年アントンも、そんな思春期の少年です。19世紀末、ロシアのとある町。16歳になるアントンは、ツルゲーネフの『初恋』を読み、女主人公ジナイーダに夢中になり、自分自身の恋を夢見て想像を膨らませていきます。
 そんなアントンに彼の家に住み込みで働く少女パーシャが思いを寄せていました。彼女は貧乏な孤児でしたが、可憐で愛らしく献身的にアントンに尽くします。アントンは「彼女となら身分の差を越えた本物の恋ができるかもしれない」と想像を逞しくする一方で、隣の家に住む25才の令嬢セラフィーマに出会い、恋をします。「彼女はまさに女神だ!」と。こうして彼は年齢も境遇も違う2人の女性に向かって、アントンは性急に行動を起こします。
 身の回りの大人たちの俗物さを尻目に見ながら、恋愛とは神聖なものだと信じるアントン。しかし、思春期の少年が初めてする恋は、無鉄砲で身勝手。本人の真剣さとは裏腹に浅はかで危なっかしい行動がやがて様々な事件や悲劇を引き起こしていきます。
 そして、二人の女性の現実の姿に触れたとき・・・。アントンは、初恋を通じて“聖”と“俗”が入り混じる現実の大人の愛を体験するのです。

 監督は、前作「老人と海」(99)でアカデミー賞短編アニメーション部門賞を獲得した、ロシアのアレクサンドル・ペトロフ監督。高畑・宮崎両監督と古くから親交のあるロシアのアニメーション作家、巨匠ユーリー・ノルシュテインの門下生であり、その縁もあって今回≪三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー≫の劇場公開第1作となりました。
 ペトロフ監督の、油絵を用いた独自の表現スタイルは、独特の深みのある作風を確立しており、油絵アニメーションでここまで完成度の高い作品を残しているのは、世界中を探してもアレクサンドル・ペトロフ監督以外に類を見ません。「老人と海」以前の「雌牛」(89)、「おかしな男の夢」(92)「マーメイド」(97)も、世界の映画祭で受賞するなど、国際的な評価が急速に高まっている作家です。

 原作     :イワン・シメリョフ『愛の物語』
 脚本・監督 :アレクサンドル・ペトロフ
 制作     :ダゴ・フィルムスタジオ
 音楽     :ノーマン・ロジェ
 日本語字幕:児島宏子


◆商品データ◆
※商品の仕様については、変更になる場合もあります。

『春のめざめ』
【発売日】  2007年7月18日(水)
【発売元】  ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
【ブランド】 三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー/2006年製作/ロシア/カラー/本編約28分

<DVD>
■セル用
【価格】    3,990円(税込み)/3,800円(税抜き)

【商品仕様】 片面1層/1枚(アマレー)/ピクチャーディスク/MPEG2/NTSC、日本国内向け(リージョン2)/複製不能、マクロビジョン
[画面サイズ]1:1.85(ビスタサイズ)
[音声]    ロシア語 2.0chステレオ ドルビーデジタル/5.1chサラウンド ドルビーデジタル
[字幕]    日本語

[映像特典]  ※映像特典の内容が変更になる場合があります。
        ・「アレクサンドル・ペトロフの肖像」
        ・アレクサンドル・ペトロフ「春のめざめ」原画展スライドショー(仮称)
        ・劇場予告編
        ・TVCM
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